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インプラントと総入れ歯

歯を失った時の選択肢としては総入れ歯とインプラントという選択肢があります。総入れ歯は上下全ての歯がセットになっている入れ歯で口の中の粘膜に吸い付かせるような形で装着して使用します。また、インプラントは金属でできた歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯をかぶせる治療方法です。入れ歯は取り外しができ、インプラントは取り外しができないという違いもあります。

また、インプラントを利用して入れ歯にすることもでき、「オールオン4/オールオン6」、「インプラントオーバーデンチャー」等の方法が挙げられます。

総入れ歯とインプラントはどちらが良い?

歯を全て失ってしまった場合、総入れ歯とインプラントのどちらにしようか迷うこともあるでしょう。そこで、総入れ歯とインプラントの特徴について簡単にまとめていますので、検討を行う際に参考にしてみてください。

総入れ歯の特徴

総入れ歯を作る場合には、まず口の中の型を取り、それぞれに合った入れ歯を作成します。費用については保険適用のものから自費診療のものまであり、自費診療の場合にはさまざまな素材を選べます。

ケアについては毎食後に行います。水道水で流しながら丁寧に磨くことに加えて、就寝前にも入れ歯を洗い、洗浄剤に浸けることで汚れや雑菌を取ります。また、入れ歯の状態が悪くなっていないか定期的に歯科医院でチェックを受けるほか、歯茎の退縮によって入れ歯が合わなくなる場合があるため、定期的な調整が必要です。

インプラントの特徴

インプラントは、顎の骨に金属でできた歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けます。埋め込んだ歯根と顎の骨が結合することからしっかりと噛めるため、総入れ歯と比較するとより食事が楽しめるといわれています。また、インプラントは基本的に自費診療となるため、高額になる傾向があります。

日頃のケアについては、本物の歯のようにブラッシングを行えます。さらに、デンタルフロスなどを用いて、しっかりときれいにしておきましょう。加えて定期的に歯科医院で口の中をチェックしてもらいトラブルが起きないように注意します。しっかりとケアを行わないと、インプラント周囲炎にかかってしまう可能性があるためです。

インプラントで総入れ歯するには?

インプラントは基本的に1本の歯に1本のインプラントを必要としますが、現在は少ないインプラントで複数本の歯を支える技術があります。この技術を使うことによって、インプラントを総入れ歯のように使用できます。

オールオン4/オールオン6

まずはオールオン4/オールオン6について見ていきましょう。仕組みや治療の流れ、メリット・デメリットについてまとめました。

仕組み

「オールオン4」は、4本のインプラントを埋入して、最大12本の連結した義歯を装着するものです。また、口腔内の状態によっては2本のインプラントを追加し、合計6本のインプラントで連結した歯を固定する「オールオン6」という方法を用いることもあります。

治療の流れ

事前に問診や検査を行い、治療計画の立案を行います。また手術を行う前に口腔内の型を取ることによって、あらかじめインプラント埋入手術後に装着する仮歯を作成します。また治療を行う際に患部に歯が残っている場合には抜歯を行ってからインプラントの埋入を行います。インプラントを埋入した後、状況により休憩を取った後にあらかじめ作成した仮歯を装着します。その後、インプラントと顎の骨が結合するための期間を置き、最終的な被せ物(ブリッジ)を取り付けます。

メリット

手術を行った当日に歯が入るために歯がない期間がないという点、また使用するインプラントの本数が少なく済むため、身体面・費用面における負担を軽減できるといったメリットがあります。また、固定式の歯が入ることから、自分の歯と同じような感覚で噛めます。

デメリット

オールオン4/オールオン6は、全身の健康状態によっては適用とならない場合もあることや、もし歯が残っていたとしても、残った歯をすべて抜く必要がある点などがデメリットとして考えられます。

インプラントオーバーデンチャー

続いて、インプラントオーバーデンチャーの仕組みや治療の流れ、メリット・デメリットについて紹介します。

仕組み

「インプラントオーバーデンチャー」は、2〜4本のインプラントで入れ歯を固定するものです。インプラントの先端に装着しているアバットメントと入れ歯を連結するという仕組みとなっており、患者自身で取り外しができる構造になっています。

治療の流れ

事前に問診や検査を行い、治療計画を作成したのちインプラントを埋入するための手術を行います。インプラントと骨が結合するまでの期間を置いた後にインプラントにアバットメントを装着し、口の状態に合わせた入れ歯を作成。入れ歯が出来上がったら、インプラントと固定することにより治療は終了です。

メリット

しっかりと入れ歯が固定されることによって咀嚼能力の向上が見込める点や、取り外し可能であり入れ歯と同じようにお手入れを行える点がメリットといえます。

デメリット

インプラントオーバーデンチャーの場合、入れ歯とインプラント両方のケアが必要となる点がデメリットといえます。また、こちらもインプラント体を顎の骨に埋め込む必要があるため、口腔内の状況によっては治療ができない場合もあります。

自分に合った方法はクリニックで相談を

こちらのページでは、総入れ歯とインプラントについて、またオールオン4/オールオン6とインプラントオーバーデンチャについて紹介してきました。すべての歯を失った場合の対応方法についてもさまざまなものがありますので、自分にはどの方法が合うのかはクリニックに足を運んで医師と相談の上検討していくと良いでしょう。

お悩みや不安から探す!
川崎市のインプラント専門医3選

歯科医であれば誰でもインプラント治療が行うことができますが、前述したように虫歯治療と違ってインプラントは、大切な神経や血管が通る骨を削って、そこへインプラントを埋入していくため、専門的な知識や技術のある医師に診てもらいたいものです。ここではインプラントの主要学会で日々研鑽し知識を身につけ、技術やスキルがあるとして認定された指導医をご紹介します。

骨の量が足りず
治療できるか不安なら

藤井秀朋 医師
日本口腔インプラント学会
指導医・専門医
(オーラルデンタル
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  • インプラントの取り扱いメーカーが多く、骨の状態に合わせて長さや太さなど適したものを提案
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国際口腔インプラント学会(DGZI) 指導医
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  • 入れ歯の診療も行っており、口腔内の状態に合わせて提案可。

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※インプラント専門医について
・当サイトでは、インプラントの主要学会(ICOI(国際口腔インプラント学会)・ISOI/DGZI(国際口腔インプラント学会)・日本口腔インプラント学会・日本顎顔面インプラント学会・国際審美学会OAM先進インプラント)の各公式サイトで「指導医資格を持ったドクターが在籍」と紹介のクリニックの医師を専門医として紹介。(2023年7月19日調査時点)