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適度に運動をすることは身体にとっていいという認識が一般的です。しかしながら外科的処置を伴うインプラント手術を受けたあとはその限りではありません。ここではインプラント手術を受けたあとの運動について解説します。
インプラント手術を受けたあとには運動は控えたほうがいいとされていますが、これは血行がよくなるためです。一般的に血行がよくなると言われるといいイメージを想定しますが、インプラント手術を受けたあとであれば痛みや腫れが悪化する可能性があります。
ほかにも考えられるリスクとしては炎症の発生があります。これも同様に血行がよくなることが原因で発生する可能性がありますので、手術後すぐには特に激しい運動は避けるようにしましょう。
激しい運動などを行うと疲労に繋がる可能性が高いですから、免疫力が低下してしまう可能性があります。術後は抗生物質を飲むなどして術後の経過を良好にするように努めますから、免疫力を低下させるという逆の動きは望ましくないでしょう。
・治癒の鈍化
血行がよくなりすぎて出血が起きやすくなると、インプラントの定着にも悪影響を及ぼします。そうなると手術後の治癒が鈍化してしまい、より一層制限を解除することが難しくなってしまうでしょう。
インプラント手術を受けたあと、いつ頃から運動をしていいのかという判断は医師によって異なります。また治療の進行度によっても変わりますし、体質によっても判断が異なるでしょう。そのため、担当医や主治医と相談をしながら対応を検討するようにしましょう。
また、一般的には軽い運動なら2~3日、スポーツなどの激しい運動は1週間を目安に始めてよいとされています。個別の対応については医師と相談が必要ですが、一般的な目安・感覚としてはその程度の期間は控えたほうがよいと認識しておきましょう。とはいえ術後は全く動いてはいけないわけではありませんので、デスクワークや軽い家事くらいの動きであれば問題ないといえるでしょう。
インプラント手術を受けたあとはさまざまな制限や制約が必要になります。しかしこれらの我慢はせっかく受けたインプラント手術の経過をよくし、しっかりとインプラントを定着させるために必要ですので、必要に応じて我慢するようにしましょう。
歯科医であれば誰でもインプラント治療が行うことができますが、前述したように虫歯治療と違ってインプラントは、大切な神経や血管が通る骨を削って、そこへインプラントを埋入していくため、専門的な知識や技術のある医師に診てもらいたいものです。ここではインプラントの主要学会で日々研鑽し知識を身につけ、技術やスキルがあるとして認定された指導医をご紹介します。
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