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日本口腔インプラント学会のインプラント治療に対する患者の意識調査によると、1,908人の回答のうち、「思ったより楽だった」と答えた人は42%(794人)。インプラント手術中に「痛みを感じた」患者はわずか5%(88人)でした。では、術後の痛みはどうでしょう?術後何らかのトラブルが生じた人は、1,801人中18%(324人)です。手術後の痛みの期間と対処法を解説します。
骨造成手術を行っていない場合は、痛みを感じることはほとんどないようです。人工歯根を埋め込んだあと、麻酔が切れてから2~3日、抜歯後のような痛みを伴いますが、クリニックで処方される痛み止めを服用すると治まるでしょう。
骨を増やす量が多い、手術範囲が広い場合、痛みを感じる可能性は高くなります。痛みが続く期間は、術後36~48時間がピークだといわれています。これを過ぎると痛みもやわらいでいき、1週間くらいで治まる(※1)でしょう。
※1 参照元:寺本デンタルクリニック インプラントは治療を受けた後が大切(http://teramoto-dental.com/important/)
インプラント体を埋め込んだり、骨造成手術を行ったりすると、手術後7~10日間(※2)で抜歯をする際に痛みを感じることがあります。「チクチクとした痛みがつらい」という患者もいるようです。
※2 参照元:クレモト歯科診療所 インプラント治療の痛みはどの程度?痛みや腫れを軽減する方法(https://kure-90.com/16240113970764)
手術直後は腫れによって周りの組織が圧迫されている、手術で近くにある組織が傷ついているなどが考えられます。
治療後に痛みが起きる原因は、インプラント周囲炎・インプラントのパーツによるゆがみ・周りの歯の炎症・かみ合わせによる圧力など。
インプラント手術後数日間は何らかの症状が出ることがありますが、ほとんどの場合心配することはないようです。しかし、数日経っても症状が変わらないときは注意が必要です。
痛みを感じるタイミングには個人差があります。しかし、薬を飲んでも痛みが引かない、3~4日以上痛みが続くあるいは痛みが増す、上あごの手術後鼻から出血・膿が出る、下あごの手術後した唇が腫れるなどの症状があらわれたときは、すぐに病院を受診してください。
歯科医であれば誰でもインプラント治療が行うことができますが、前述したように虫歯治療と違ってインプラントは、大切な神経や血管が通る骨を削って、そこへインプラントを埋入していくため、専門的な知識や技術のある医師に診てもらいたいものです。ここではインプラントの主要学会で日々研鑽し知識を身につけ、技術やスキルがあるとして認定された指導医をご紹介します。
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