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一般的なインプラント手術は「2回法」が用いられ、手術を2回行います。1次手術(1回目の手術)の後、2回目の手術までは数ヶ月間を空けなければいけませんが、その間、インプラントを埋め込んだ部位は歯がない状態に。その期間の過ごし方を解説します。
インプラントは1回目の手術で歯肉を切開し、顎の骨に穴を開けてインプラント体を埋め込みます。インプラントの土台を作る手術であり、この時にはまだ歯の部分は付けません。
埋め込んだインプラントの土台には、再度歯肉を被せて縫合して1次手術は終了。このままの状態で骨とインプラント体が結合するのを待ちます。
骨と結合するのは上顎でおよそ6ヶ月、下顎でおよそ3ヶ月なので、この期間は手術した部分に歯がない状態となります。
1次手術で埋め込んだインプラント体は、チタンまたはチタン合金でできており、生体親和性に優れている素材です。1次手術後、7〜10日ほどで抜歯しますが、インプラント体が自分の骨とくっつき一体化するまでは、上顎で約6ヶ月、下顎で約3ヶ月程度待つ必要があります。
その期間は歯の部分がないため、仮歯を装着します。仮歯を入れることで見た目はもちろん、残った歯が移動しないよう、歯並びやかみ合わせの維持にも役立ちます。
仮歯はあくまでも仮のもので、丈夫ではありませんし汚れもたまりやすいという特性があります。
固い食べ物やくっつきやすい食べ物は避け、定期的な消毒といつもより入念な歯みがきが必要です。この期間に歯周病になってしまうと、せっかく埋め込んだインプラント体が溶けてしまう恐れがあるため、口の中のメンテンナンスはしっかり行いましょう。
1次手術後、2次手術までの間は歯がない期間が数ヶ月あります。この期間には、手術部位は清潔に保ち、食事や歯みがきなどにも気をつける必要があります。
万が一、違和感や仮歯が取れるなどの不具合があれば、すぐに手術を行ったクリニックへ行きましょう。
歯科医であれば誰でもインプラント治療が行うことができますが、前述したように虫歯治療と違ってインプラントは、大切な神経や血管が通る骨を削って、そこへインプラントを埋入していくため、専門的な知識や技術のある医師に診てもらいたいものです。ここではインプラントの主要学会で日々研鑽し知識を身につけ、技術やスキルがあるとして認定された指導医をご紹介します。
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