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インプラント治療の平均的な費用は1本当たり25~45万円と言われています。もちろん、使用されているインプラントの材質や個人の症例によって価格は変動するので、より具体的な治療費を知りたい場合はクリニックへ相談するのをおすすめします。
歯科医院のホームページで費用をチェックしていると、相場よりも大幅に安くインプラントを提供している歯科医院もあります。ついつい魅力的に映りますが、なぜ安いのか、理由を把握しておきましょう。
一口に「インプラント治療」と言っても被せ物の材質などで費用に違いが出ます。相場よりも大幅に安い歯科医院は、安い素材で、さらには安い技巧所で被せ物を作成している可能性が高いです。一概に「安い=粗悪」というわけではありませんが、安い材質を使用している場合は被せ物が割れやすかったり、金属アレルギーになる恐れがあったりするので、注意が必要です。安さだけで選ぶのではなく、材質や製造過程までしっかり確認することが大切です。
インプラントはとても繊細な治療です。歯並び、骨の形、骨の強度など総合的に判断しなければならない治療なので、治療前後のプランニングがとても大切です。インプラントの費用が安い歯科医院は、それら治療前の計画を省いている可能性が高いです。「やるべきことをやらない」以上、費用が抑えられるのも当然です。
インプラントは医師の力量によって左右される治療です。インプラントの力量が不足している医師、あるいはまだまだ経験を積んでいない医師の場合、費用を安くしなければ患者を獲得できませんので、他の歯科医院の費用を見て、相場よりも低く設定しているケースもあるので注意が必要です。
インプラントは口の中での治療・施術になりますので、医師の技術以外に、それなりの医療設備が求められます。インプラント治療において必要な設備がない場合、費用は安く抑えらますが、良い設備が整えられている歯科医院と比べれば、失敗をするリスクは高まってしまうでしょう。
インプラント治療は基本的に自由診療となるため、その費用は各施設に決定権がある状況となっています。世間一般的には「インプラント治療は高い」というイメージを持っている人が多いですし、実際に意識調査でも「高すぎる」と考える人が75%を占めています。これらの理由から、ある施設では現状を踏まえたうえでの経済的な分析を行っています。
それらの分析・検討によると「Nシステム」「Iシステム」と仮定した2通りのインプラントシステムによる治療を比較した結果かかる費用が異なるため、患者の負担する費用も増減することが分かりました。人件費や消耗品費、減価償却費・光熱費などを積み上げ検討しており、分析結果として経営的には1本だけの埋入では赤字になってしまうものの、2本・3本と増えていくうちに大きくプラスに転じていくということも分かっています。
結論として、治療費を下げるためには品質を保ちながら必要な節約を行い、いかに無駄を省くかの真剣な議論が必要だとされています。
参照:インプラント治療の料金設定に関する検討│昭和大学歯学部高齢者歯科学講座
歯科医であれば誰でもインプラント治療が行うことができますが、前述したように虫歯治療と違ってインプラントは、大切な神経や血管が通る骨を削って、そこへインプラントを埋入していくため、専門的な知識や技術のある医師に診てもらいたいものです。ここではインプラントの主要学会で日々研鑽し知識を身につけ、技術やスキルがあるとして認定された指導医をご紹介します。
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・当サイトでは、インプラントの主要学会(ICOI(国際口腔インプラント学会)・ISOI/DGZI(国際口腔インプラント学会)・日本口腔インプラント学会・日本顎顔面インプラント学会・国際審美学会OAM先進インプラント)の各公式サイトで「指導医資格を持ったドクターが在籍」と紹介のクリニックの医師を専門医として紹介。(2023年7月19日調査時点)