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インプラントは骨とチタンを結合させることで、歯で物をかんだり、歯を失ったことの審美性を高めることができる治療です。ここでは、インプラント治療を受ける際に気になる副作用やリスク、治療が受けられない人についてまとめました。
インプラント治療で金属アレルギーを起こすことはほとんどないとされています。その理由は、インプラント治療は、あごの骨に「チタン」でできたインプラント体を埋め込むことで、通常の歯と同じように咀嚼したり、歯の審美性を高めることを指します。
インプラント体として採用されているチタンは、骨をはじめとした人体との相性が良く、金属アレルギーを起こしにくい物質。そのため、人工骨として義足や義手の治療にも使われているほどです。
そのため、インプラント治療で、金属アレルギーになってしまうことは低いと言われています。
インプラント治療のリスクには、インプラント周囲炎があげられます。
インプラントの手術は、インプラントを埋め込んだ際に、大きな血管を傷つけてしまうことによるリスクや神経の損傷による麻痺があげられます。
インプラントは人工物であるため、インプラントを埋め込んだ周囲の歯茎が腫れなどの炎症を起こすと、インプラントそのものが抜け落ちてしまう可能性があります。
インプラント治療が受けられない、または避けた方が良い人についてまとめました。
インプラント体は、人体に埋め込んだ後に形を変えることはありません。
そのため、インプラントを埋め込んだ後にあごの骨の形が変わる可能性がある、成長期の方はインプラントを避けた方が良いとされています。
インプラント治療は、糖尿病や心疾患をはじめ、持病を持っている人は治療を避けた方が良いとされています。
インプラント手術は、外科的手術を伴うため、インプラントを埋め込んだ直後には、インプラントを埋め込んだ部位が腫れてしまったり、内出血を起こしてしまうこともあります。
腫れや内出血の程度がひどい場合には、インプラントが抜け落ちてしまうため、インプラントは避けた方がいいとされているのです。
また、持病を持っている人は、普段服薬している血圧のお薬も治療に影響する場合もあります。そのため、治療を受ける際には、歯科医師への申告が必要になります。
インプラント手術は、歯茎にメスを入れたり、インプラントを骨に埋め込む必要があります。手術の際には、麻酔を行う必要も。また、手術後には、痛み止めや抗生物質の服用が必要です。
お腹にいる赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるので、避けた方が良いとされています。