信頼できるインプラントクリニック@川崎【かめるなび】 » インプラントの知っておきたい基礎知識 » 歯科医院と大学病院でインプラント治療に違いはある?

公開日: |更新日:

歯科医院と大学病院でインプラント治療に違いはある?

インプラント治療を受けるにあたり、歯科医院と大学病院の違いはあるかをまとめました。どちらにもメリットとデメリットがあるため、歯科医師とよく相談して納得できる医療機関を選びましょう。

歯科医院と大学病院の違い

歯科医院はかかりつけ医としての地域の口腔ケアを担当しています。大学病院は高度な歯科医療を提供し、研究機関や教育機関としての役割もあります。特に難症例(骨粗鬆や糖尿病など)の症状でなければ、どちらで治療を受けても大差はありません。

難症例があるケースとは「全身疾患がある方」や「歯槽骨の量や高さ不足」により、従来のインプラント治療が適用できない状態を指します。症状に応じた骨造成や他科との連携が必要になり、一般的な治療よりも高度な知識と経験が求められます。

大学病院のメリットデメリット

大学病院でインプラント治療を受けるメリットとデメリットをまとめてみました。難症例でなければ、通いやすさや受けたい治療内容で選ぶと良いでしょう。

メリット1:他科との連携が取れる

内科や循環器内科などの他科と連携できるため、全身疾患をお持ちの方のサポート体制が整っています。事故や重度の歯周病により欠損した歯が多い場合や難症例(骨粗鬆や糖尿病など)におけるインプラント治療について、相談しやすい環境だと言えるでしょう。

メリット2:専門的な治療を提供している

一般の歯科クリニックよりも検査設備が充実している場合が多く、難症例(骨粗鬆や糖尿病など)への精密検査に信頼がおけます。手術室もプライバシーが守られた個室で、症状に応じて入院対応も可能です。

メリット3:保険適用の条件をクリアしやすい

インプラント治療の保険適用には、「入院のベット数が20床以上」などの条件があります。保険適用で治療を受けたい方は、対象となる大学病院での受診が必要と言えます。研究機関としての役割もあり、新しい治療法へ積極的に取り組んでいます。

メリット4:インプラントの知見が深い歯科医師に診てもらえる可能性が高い

大学病院によっては、インプラント治療における研究・臨床試験、論文発表等を積極的に行っている歯科医師に診てもらえる可能性があります。診てもらえる場合には、難症例(骨粗鬆や糖尿病など)や顎の骨量が少ない、歯の欠損が多い等、インプラント治療が難しい場合の対応について、過去の研究データや臨床試験を基に多角的な視点で提案してくれるでしょう。

デメリット1:検査や診察の待ち時間が長い

大学病院は歯科だけではないため、歯科医院に比べて採血やレントゲン検査、診察の待ち時間が長くなってしまいます。通院時間がかかることも多く、希望の歯科医が診察している曜日に予約を取るのも難しい場合もあります。

デメリット2:研修医が担当する場合もある

ベテラン医師だけではなく、研修医も多く在籍しています。どの歯科医が担当するか分かりません。年度ごとに医師の入れ替わりもあり、継続的に同じ歯科医師の治療を受けることも難しいでしょう。

歯科医院のメリットデメリット

歯科医院でインプラント治療を受けるメリットとデメリットをまとめてみました。クリニックのサイトをよく確認すれば、トラブルは起こりにくいでしょう。

メリット1:診察時間が柔軟に設定されている

「夜間22時まで」や「土日、祝日OK」など、歯科医院ごとに診察時間が決められているため、プライベートの予定に合わせて通院しやすいでしょう。中には、キッズスペースを設けていたり、保育士が子どもを見守るサービスを設けている歯科医院もあり、小さなお子さん連れでも通いやすい配慮があります。

メリット2:クリニック情報を確認しやすい

歯科医院の公式サイトを検索すると、医院の理念や院内の様子、歯科医師の経歴や想い、治療の詳細等を確認できます。インプラント治療への取り組みを把握しやすいため、事前に情報を仕入れて判断しやすいでしょう。

メリット3:メンテナンスを受けやすい

インプラント治療が終わっても、定期的なメンテナンスや口腔ケアが必要になります。柔軟な診療時間やアクセスの良さを思うと、継続して治療を受けやすいでしょう。また、人の入れ替わりが多い大学病院に比べて、開業医はその地に足を付けて地域密着型の医療サービスを提供する傾向にあるため、通院の度、同じ歯科医師に診てもらいやすいでしょう。

メリット4:インプラント治療を専門領域としているところも

インプラント治療を専門としている歯科医院もあり、骨造成が必要な難治症例にも対応できる場合があります。大学病院であれば必ずインプラント治療が得意とは限らないため、担当医師の経験をよく確認しましょう。

デメリット1:利益重視のクリニックもある

インプラント治療は自由診療の場合が多いため、歯科医院が料金を設定しています。一般的な費用の目安は1本30万円~50万円ほど。費用目安から大きく外れた金額設定の場合には注意しましょう。

デメリット2:治療スキルに差がある

インプラント治療は進歩が激しい分野のため、日々の努力で治療スキルが変わってきます。学会や勉強会へ積極的に参加している歯科医師だけとは限りません。経営に追われて努力を怠っていると、治療スキルにが低い場合があります。

クリニック選びの注意点

歯科医院と大学病院で迷った際の注意点をご紹介します。以下の状況のクリニックだと
トラブルが起こりやすいため、大学病院や他のクリニックへの通院を検討してみてください。

主治医と信頼関係ができているか

インプラント治療の説明に納得したうえで選択することが大切なので、主治医の話に疑問がある場合は急いで治療を受けるのを止め、信頼関係を構築してから契約に臨みましょう。

アフターメンテナンスで通いやすいか

治療後の通院のしやすさまで事前にチェックして、病院を選ぶことが大切です。

糖尿病など、インプラント禁忌症を患っているか

全身疾患を患っている場合は、大学病院で他科と連携する必要があります。クリニックで対応できるか相談してみてください。

インプラントの費用は適正か

一般的な費用の目安(1本あたり30万円~50万円)から大きく外れた金額設定になっている場合は、利益重視のクリニックで適切な治療を受けられない可能性があるので注意が必要です。

設備はしっかりしているか

歯科用3Dレントゲンや手術室などの設備があるかを確認しましょう。

お悩みや不安から探す!
川崎市のインプラント専門医3選

歯科医であれば誰でもインプラント治療が行うことができますが、前述したように虫歯治療と違ってインプラントは、大切な神経や血管が通る骨を削って、そこへインプラントを埋入していくため、専門的な知識や技術のある医師に診てもらいたいものです。ここではインプラントの主要学会で日々研鑽し知識を身につけ、技術やスキルがあるとして認定された指導医をご紹介します。

骨の量が足りず
治療できるか不安なら

藤井秀朋 医師
日本口腔インプラント学会
指導医・専門医
(オーラルデンタル
クリニック川崎)
藤井院長のキャプチャ
引用元:オーラルデンタルクリニック川崎公式HP
https://www.oral-dental.jp/staffs
特徴
  • インプラントの取り扱いメーカーが多く、骨の状態に合わせて長さや太さなど適したものを提案
  • 骨再生療法で骨が少ない方のインプラントにも対応

公式サイトから
ドクターへ
相談してみる

藤井院長に電話で相談してみる

TEL: 044-201-4880

一緒に口腔内の疾患
診てもらいたいなら

大塚隆 医師
日本口腔インプラント学会
指導医・専門医
(大塚歯科クリニック)
大塚院長のキャプチャ
引用元:大塚歯科クリニック公式HP
https://otsuka-dental.or.jp/staff/
特徴
  • 口腔内疾患の早期発見・早期治療を目的として歯科ドックに対応。口腔内の精密検査が可能。
  • 治療を始める前に患者さんとの会話で安心できるよう配慮

公式サイトから
ドクターへ
相談してみる

大塚院長に電話で相談してみる

TEL: 044-222-6440

合わない総入れ歯
お悩みなら

吉江誠 医師
国際口腔インプラント学会(DGZI) 指導医
(吉江歯科医院)
吉江院長のキャプチャ
引用元:吉江歯科医院公式HP
https://yoshie-shika.com/message/
特徴
  • 4~6本のインプラント体を埋入し入れ歯に変わる取り外し不要な義歯(オールオン4)に対応
  • 入れ歯の診療も行っており、口腔内の状態に合わせて提案可。

公式サイトから
ドクターへ
相談してみる

吉江院長に電話で相談してみる

TEL: 044-877-3231

※インプラント専門医について
・当サイトでは、インプラントの主要学会(ICOI(国際口腔インプラント学会)・ISOI/DGZI(国際口腔インプラント学会)・日本口腔インプラント学会・日本顎顔面インプラント学会・国際審美学会OAM先進インプラント)の各公式サイトで「指導医資格を持ったドクターが在籍」と紹介のクリニックの医師を専門医として紹介。(2023年7月19日調査時点)